シャツは昔、下着だった?洋服を長持ちさせる小さな工夫

実は、今では一枚で着ることも多いシャツも、かつては下着として着用されていました。

イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)によると、20世紀初頭まで、男性用のシャツは主に下着として扱われ、身体を覆うだけでなく、肌と上着の間を隔てる役割も担っていました。

当時は、白いリネンのシャツを清潔に保つことが、身だしなみの一つとされていたそうです。

こうした衣服の歴史からも分かるように、肌に近い衣服には、身体を守るだけでなく、上着を身体からの汚れから守るという役割もあります。

現代でも、肌着を着用することは、汗や皮脂がジャケットなどの上着に直接付着するのを抑える工夫の一つです。

もちろん、肌着を着ていれば汚れを完全に防げるわけではありません。汗のかき方や着用時間、衣服の素材などによっても状態は変わります。

大切なのは、汚れが目立ってから対処するだけでなく、日頃からできる工夫を取り入れること。

お気に入りの服を少しでも長く着るために、肌着を着ることや、着用後に状態を確認することから始めてみませんか。

汚れやお手入れ方法で迷ったときは、無理にご自身で落とそうとせず、衣服の素材や状態に合わせて対処することも大切です。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

参考資料:
Victoria and Albert Museum(V&A)
A brief history of men’s underwear(男性用下着の歴史)