収納した時は白かったのに…今年出したら黄ばんでいたのはなぜ?

汗は乾いても繊維に残ることがあります。黄ばみやニオイが発生する仕組みをクリーニング店がお伝えします。

汗は乾いても安心ではありません。黄ばみやニオイの原因になることも。
「着た後は特に汚れていないように見えるから大丈夫」

そう思って収納したシャツやブラウスを、次のシーズンに取り出したら黄ばんでいた…。そんな経験はありませんか?

実は、黄ばみやニオイの原因は目に見える汚れだけではありません。

夏場にかいた汗や皮脂が繊維に残ったままになることで、時間の経過とともに黄ばみや変色につながることがあります。

今回は、汗が衣類に与える影響について詳しくご紹介します。

汗は乾くと消えたように見える

汗をかいた衣類も、乾いてしまうと見た目にはきれいに見えることがあります。

しかし、汗には水分だけでなく、

  • 塩分
  • たんぱく質
  • 尿素
  • 皮脂

などが含まれています。

水分は蒸発しても、こうした成分の一部は繊維に残ることがあります。

そのため、見た目がきれいでも「何も残っていない」とは限りません。

なぜ黄ばみが発生するの?

なぜ黄ばみが発生するの?

黄ばみの主な原因の一つは、洗濯やクリーニングで落とし切れなかった汗や皮脂です。

残った皮脂や汗の成分は、時間の経過とともに空気中の酸素や光の影響を受けて変化します。

これを「酸化」といいます。

酸化した汚れは黄色っぽく変色し、特に

  • ワイシャツの襟や脇
  • ブラウスの脇部分
  • 白いTシャツ

などに現れやすくなります。

収納した時は真っ白だったのに、翌シーズンに黄ばみが出ているのは、このような変化が原因の一つと考えられています。

ニオイの原因にもなる

汗や皮脂が繊維に残ると、黄ばみだけでなくニオイの原因になることもあります。

残った成分をエサとして雑菌が増殖し、不快なニオイが発生する場合があります。

特に、

  • 汗をかきやすい季節
  • 湿度が高い時期
  • 長期保管前

には注意が必要です。

カビのリスクにつながることも

収納環境によっては、繊維に残った汚れがカビ発生の一因になる場合もあります。

もちろんカビは湿度や温度など複数の条件が重なって発生しますが、衣類を清潔な状態にして保管することはカビ対策としても大切です。

症状が出る前のお手入れがおすすめです

黄ばみやニオイは、一度症状が出てしまうと通常の洗濯では落ちにくくなることがあります。

そのため、

「見た目はきれいだから大丈夫」

ではなく、

「汗をかいたシーズンの終わりにしっかり汚れを落としておく」

ことが大切です。

当店の「すっきりバイオ」は、汗や皮脂汚れをしっかり除去し、黄ばみや変色などのトラブルを未然に防ぐことを目的としたお手入れです。

また、すでに黄ばみやくすみなどの症状が現れている衣類には、「スーパーバイオα」による復元加工をご提案しています。

お気に入りの衣類を長く気持ちよく着ていただくためにも、衣替えや長期保管の前には早めのお手入れをおすすめします。